歴史に残るクラシック・カー
車やバイクが、「クラシックカー」となるためには、何が必要なのでしょうか。それは先進的な技術スペックでしょうか。スタイリングでしょうか。それとも性能でしょうか。ひとつ確かなことが言えるとすれば、過去を振り返った際、その車が世に出たときに会社がその車をどう受け入れたのか、ということではないでしょうか。そしてその情熱を今でも感じることができる車が今なお「クラシックカー」として人々の心に刻まれている、ということではないでしょうか。
自動車の歴史の中で、クラシック・カーは10年ごとに姿を現しており、その多くはAudi、あるいはその前身の会社から誕生しています。それでは、そのクラシック・カーの一部を紹介します。
Horch 853
8気筒エンジン搭載、最上級のスポーツ・カブリオレ。
Wanderer W25 K
30年代において、最も美しいスポーツカーとされたWanderer W25 Kモデルのご覧いただけます。
DKW 3=6
第一号は3気筒エンジンを採用しましたが、その後は6気筒エンジンを搭載して改良が進みました。
Audi 100 Coupe S
ドイツ生まれの、イタリアスタイルAudi 100 Coupe S。
Audi quattro
最初に登場したquattroモデルです。スポーツと日常使用におけるフルタイム4WDとしての先駆的な役割を果たしました。
NSU Ro 80
生産終了から30年以上が経った現在。
いまだにこのモデルを超える車は現れていないと言われています。
DKW Supersport 500
世界一の規模を誇るバイク工場で作られたモデルです。水冷エンジンを搭載していました。
NSU Supermax
当時、世に出ていた250ccのバイクの中で、最も先進的なモデルと言われました。