皆様、こんにちは(*^^)
本日は、とあるAudiブログで面白い記事が
更新されていたのでシェアさせていただきます
既に閲覧された方もいらっしゃるとは思いますが・・・
平成生まれのドライバーにとって、カーナビはバックミラーやワイパーのように、そこに有って然るべきクルマの標準装備。また元々カーナビを使っていなかったベテランドライバーも、一度操作に慣れてしまいさえすれば、もはや便利過ぎて手放せないのではないでしょうか。
そんな彼らが、突然「カーナビなし」で走ると一体どうなるのか?
カーナビの代わりに、昔よくグローブボックス(助手席前の収納スペース)に入っていた「紙の地図」と、助手席にナビゲーターを1人加えて実験してみました。
<実験方法>
1.Googleマップで居住地から約2時間圏内のエリアを印刷。
2.知っている場所を避ける為に、ダーツで目的地を決定。
(今回は、東京23区在住のスタッフが挑戦して“山梨県 昇仙峡付近”に決定)
3.ドライバーとナビゲーターの2名で、ガソリン満タンのクルマに乗り込む。
4.カーナビとスマホの電源をOFFにして出発。
(ドライブに必要な情報は、紙の地図・ハイウェイラジオ・サービスエリアのみで収集)
<参加スタッフプロフィール>
ドライバー: 免許取得直後は紙の地図が当たり前。東京の道に詳しい40代後半の男性。
ナビゲーター:ナビ無し時代を知らない、デジタル機器を難なく使いこなす30代前半の男性。
<ドライブルート>
・10:00 品川を出発
・10:10 五反田IC
・11:30 談合坂SA
・12:30 甲府南IC
・13:30 昇仙峡に到着
出発前は不安要素だらけ
現代人にとって、クルマのナビが使えないことは「家にスマホを忘れて外出しているとき」と同じくらい不安です。高速に乗ってしまえば標識通りに進むことができるので、ナビがなくてもそこまでストレスを感じないのですが、一般道はそうはいきません。曲がる場所を少しでも間違えれば大幅なタイムロスに繋がり、自分の居場所を確かめるためにスマホやPCを使いたくなります。
また、慣れない紙の地図を必死に目で追っているときに「指で拡大」したり「ピン(目印)」を刺したくなったり「押すだけで前のページに戻るボタン」が欲しくなる・・・といった、極度の「デジタル依存症」を実感することができます。
助手席もドライブへの参加感が強い
道を間違えないように気を張るドライバーをサポートするため、助手席のナビゲーターは常に紙の地図を広げて道を探しているので、ドライバーと一緒にドライブをしているという気持ちは通常よりも強くなってきます。また、スムーズな道案内の他にも、寄り道や休憩を提案してドライブを一層楽しくするのもナビゲーターの腕の見せどころ。助手席から的確なアドバイスが来るとドライバーも安心するので、徐々に「ナビなし」のストレスから解放されていきます。
地図を使って自分で道を探すと、カーナビがあったときは気にも留めずに通過していた交差点や建物、それらの位置関係を記憶しやすくなります。また、フロントガラスの景色も重要な情報源になるので、景色をじっくり見るようになって、その土地の産業なども発見することができます。また、ナビに気を取られないので視界がスッキリして、気持ちよく走ることができるのです。
出発前は大きなストレスが溜まるのではないかと思っていましたが、ナビが無い時代を知っている人にとっては懐かしく、ナビが当たり前の人にとっては新鮮なドライブであり、実験に参加したスタッフの印象では「ナビなし」の方が楽しかった、という驚きの結果になりました。
大きな理由は、そもそも目的地までに道順が決められていないため、自由に道を選んで走る「ドライブ感」が強いことではないかと思います。また、運転に集中できることや、助手席とのチームワークで得られる達成感、地図や景色からの学びなど、クルマで走る楽しさを再発見できました。
時間に余裕がある時は、皆さんも是非「ナビなしドライブ」にチャレンジしてみてください(*^^)
素敵な週末をお過ごしくださいね
Audi茨木インター