せっかくの休日。
ドライブで遠出をするなら、普段の生活ではなかなか味わうことができない非日常的なひとときを過ごしたくなるもの。そんなときに、ちょっと憧れてしまうようなワンランク上のライフスタイルを体験できる方法があるのです。
今回は、ほんの少しだけいつもの荷物にアイテムをプラスするだけで、ドライブの楽しさが格段にアップするライフハック術をご紹介します。
山でも、海でも、お気に入りの映画を上映
プライベートな「野外シアター」を囲む、贅沢な夜
日中のドライブや、キャンプ、海水浴を思いっきり楽しんだ後、日が落ちる前にクルマから取り出すものは、白い布とプロジェクター。たったそれだけで、アウトドアの開放感を味わいながら、なんともお洒落な「野外シアター」を楽しむことができるのです。
それでは、手作り野外シアターの作り方を簡単にご説明しましょう。
野外シアターの作り方
1. 野外シアターに必要なもの
まずは、出発前に材料を準備するところから。
クルマは電源が取れるタイプのものがおすすめです。
- 白い布(今回はシーツ)
- DVDプレイヤー付きプロジェクター
(DVD再生可能なPCとプロジェクターを繋いでもOK) - 映画のDVD
- スピーカー(クルマのスピーカーで代用OK)
- 電源(クルマから電源をとる、または発電機)
- ロープ(コンビニ等で売っているビニール紐でもOK)
- ガムテープまたは安全ピン(ガムテープは白いものがおすすめ)
- プロジェクターを置く台(シートを敷いて地面に置いてもOK)
- 2mくらいの棒2本(浜辺で観る場合)
2. スクリーンの設置
日が暮れる直前から、スクリーンを作ります。
キャンプ場など山の場合は、まず白い布の幅より少し狭い2本の木を探し、木の間にロープをしっかりと張っていきます。そこに白い布の長辺を横にしてロープに這わせ、ガムテープまたは安全ピンで止めてください。
ここでのポイントは、シーツにしわが寄らないようすること。
シーツにたるんだ状態だと、投影した映像が歪んでしまいます。
※写真の様子は、タープの柱を利用しながら、タープの中で観られるようにしたものです。悪天候時には、こうして雨をしのぎながら楽しむこともできます。
※海などで2本の木がない場合は、事前に用意した2本の棒を利用します。
3. プロジェクターの設置
プロジェクターは、台がない場合にはシートを敷いて地面に置きましょう。
補正機能があるものであれば、低い位置から投影しても、きれいな縮尺で観ることができます。DVD付きのプロジェクターでない場合は、パソコンやDVDプレイヤーと接続しましょう。
さあ、あとは大好きな作品を投影するだけ。
あなただけの手作り映画館の開演です。
満天の星空に包まれたキャンプ場や、夕暮れ時のビーチで、好きな飲み物や食べ物を手にしながら、心ゆくまでお愉しみください。
野外シアターの素敵なところは、場所や季節に合わせて映画を選択できること。想像してみてください。どの映画を、どんなシチュエーションで上映するか、少し考えただけでワクワクしてきませんか。
週末のドライブにひと手間加えるだけで、一生記憶に残る時間を作り出すことができる手作り「野外シアター」。皆さまもぜひ家族や恋人、友達同士で、素敵な想い出を共有してみてはいかがでしょうか。
AudiJapan公式サイトより引用