はじめてのAudi③

お世話になっております。

今回で「はじめてのAudi」特集も最終回です。

 

最終回は「革新への挑戦」。

Audiは創業以来、つねに時代の一歩先を見据えた最先端かつ最高峰の技術と、

自動車業界の常識を覆す斬新なアイデアによって自動車の未来を切り拓いてきました。

その革新への挑戦と次代へ向けての取り組みをご覧ください。

 

「Vorsprung durch Technik」。

このフレーズは、Audiが掲げるクルマづくりのスローガンです。

Audiは創業以来、つねに時代の一歩先を見据えた最先端かつ最高峰の技術と、

それまでの自動車業界の常識を覆す斬新なアイデアによって

自動車の未来を切り拓いてきました。

いつの時代においても未来を見据え、

自らの進化を止めることなく新しいクルマの姿を提案し続けるプレミアムカーブランド

それがAudiです。

 

① オフロード走破の技術を、あらゆるドライブシーンに、

4WDのパイオニア「quattro®」

 

今や「Audiといえばquattro®」と言われるほど、

Audiを象徴するテクノロジーとして知られる4WDシステム、quattro®(クワトロ)。

Audiがquattro®を発表する以前の自動車業界において、

4WDはオフロード走破のための技術と思われていました。

しかし、当時Audiの技術部門を率いていたフェルディナント・ピエヒと

彼が信頼するエンジニアはその常識を打ち破り、

舗装路をより速く安全に走るための技術へと活用しました。

4つのタイヤそれぞれに駆動力を最適に分配することでもたらされる

路面に吸い付くような走りは、熾烈を極めるモータースポーツの舞台ではもちろん、

雨天走行時や峠道のコーナリングなどにおいても

ドライバーが意のままにコントロールできる優れた操縦性を発揮します。

1980年のジュネーブモーターショーに登場して以来、

35年を経た今でもquattro®はさらなる理想の走りのために、

4WDのパイオニアとして進化を続けています。

② quattro®のみならず、

レースの頂点を目指して極められた革新的テクノロジーは、すべての市販モデルに

 

Audiは「レースは技術の実験室である」という信念のもと、

モータースポーツに挑み、その頂点を極めるための様々な技術革新に

積極的に取り組んできました。

1999年以降、世界で最も過酷な自動車レースといわれる

ルマン24時間耐久レースに参戦。

昼夜の明暗や寒暖の差、天候によって路面状況が様々に変化していくなかで、

一時の休みも許されることなく実施される24時間耐久レース。

Audiでは、通算13回もの優勝を成し遂げていくなかで、

速さ、耐久性、安全性、燃費性能、

そしてそれらを包括した効率性の技術革新を絶えず行ってきました。

2001年大会において、AudiはTFSI(当時の呼称はFSI)エンジン搭載車で

レースに挑み優勝を果たしました。

直噴ガソリンターボエンジン搭載車が国際的なレースで栄冠を勝ち取ったのは

これが史上初の出来事でした。

そしてその3年後、Audiは史上初のTFSIエンジン搭載の市販モデルを発売し、

「レースは技術の実験室」というAudi哲学を見事に体現しました。

その他にも、より長距離を走るための優れた燃費性能を備え、

ガソリンエンジンよりもさらに大きなトルクを発揮する

クリーンディーゼルエンジン「TDI」や、

優れた配光可変技術により

夜の暗闇をまるで昼のように見通せる世界へと変えるマトリクスLEDヘッドライト

など、レースで磨き上げたこれらの革新的テクノロジーは

すべて市販モデルにフィードバックされ、

現行モデルのAudiにも余すところなく活かされています。

③ 次世代モビリティのベンチマークとなる先進装備と、

Audiの未来へのシナリオ、e-tron / g-tron / h-tron

 

将来私たちはどのような生活をし、どのような移動手段を使っているのでしょうか。

未来を予測するための最良の方法は自分たちで未来を形にすることです。

そうした理由から、

2010年にAudiアーバン フューチャー イニシアチブという

未来のモビリティを考えるシンクタンクを設立しました。

ここでは、世界的な都市プランナーや建築家と協力し、

未来の都市の姿など多種多様な問題について話し合い、

クルマづくりへフィードバックしています。

Audiの未来を見据えたモビリティ開発への挑戦は、これからも続きます

※記事内容 アウディジャパン ホームページより